四季の詩―春 立春 東風解凍（はるかぜこおりとく）Ⅱ１

昨日の続きです。
石壁を登り切った猫は、
今度は、大木に登り始めました。
猫は、写真中央下に
小さく写っています。

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四季の詩―春 立春 東風解凍（かるかぜこおりとく）Ⅱ２

ここは日本のど真ん中東京のど真ん中
ビルが乱立しています
猫は、写真右側やや下側に写っています

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四季の詩―春 立春 東風解凍（はるかぜこおりとく）Ⅱ３

近づくと
警戒して
樹の洞の中に身をひそめました

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四季の詩―春 立春 東風解凍（はるかぜこおりとく）Ⅱ４

ネコどこかわかりますか？
写した自分も、探してしまいました。
中央下　樹の幹です。

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四季の詩―春 立春 東風解凍（はるかぜこおりとく）Ⅱ５

しばらくすると
少し顔を出してくれました

しかし、ここはかなり高い場所なので
人間が近づくことは不可能です。

この猫は、周囲の猫からいじめられていました。
他の猫からいじめられないように
昨日の写真にように
石壁を登ったり
石壁のなかにはいったり
この写真のように人が近づけない樹のうえの
祠に入ったりして
安全で暖かな場所を見つけ
今日まで生き延びてきたのです。
他の強いいじめ猫は　多くが冬の寒さでさくなりました。

争わず　目立たず　ちまちま　と
生きるのが大切なんでしょうね。
まあ、自分は、あえて意識しなくとも
争っても負けるし
目立ちたくともおのずとすみっこが定位置になるし
ちまちま以上に生きる能力がないんで
この猫ちゃんに
親近感を覚えます


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